どうも。
saoriです。
今回はすんなり退職できるポイント3つをご紹介します。
ちなみに私は看護師13年間で11回転職しています。笑
11回の転職が気になる方はこちら↓
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【看護師歴13年で11回の転職】転職回数が多い私の職務経歴を紹介します!
そのため、そのたびに退職の意向を伝えているんですよね。
とりあえず今までそこまで揉めて辞めたことはありません。
なので参考にしていただけたらと思います。
なぜ退職したいかと退職してからのビジョンは考えておく
まずはここをはっきりさせておきましょう。
何故かと言うと当たり前ですが、退職の意向を伝えれば絶対に聞かれることだからです。
「結婚」とか「介護」で退職するなら、
やむを得ないし仕方ないとすんなり退職させてくれると職場は多いと思います。
ただ「人間関係が悪い」とか「給料の低い」とかの場合どうするか...。
そこで考えるのが今後の働きかたです。
例えば、大学病院で働いているとします。
そこで「職場の人間関係になじめず、自分なりに努力したが改善されないので退職したい。」と伝えるとします。
すると
「じゃぁ病棟移動すればいいんじゃない?辞めることないでしょ?」
と100%言われると思います。
なかには、
「人間関係なんてどこの病院でもあるんだから一緒よ。」
と病棟移動すらもさせてくれない場合もあります。
病棟移動で人間関係解決するかもと思う方は、退職する前に病棟移動を希望されてもいいと思います。
ではなく「病院自体を辞めたい‼︎」
そう思う方は、今後自分はこのように働きたいと言う想いを考えてください。
例えば
【ゆっくり患者さんと関わる病院に行きたい】
【クリニックで働きたい】
【老健で働きたい】
【もっと〇〇の分野でスキルアップしたい】
など今勤めている職場にはない分野や、今の職場ではできない働き方を考えるといいかと思います。
ただ「夜勤がしたくないからクリニックで働きたい。」と言うと
「じゃぁ外来で働けば?」と言われるかと思います。
そのため
「〇〇の分野で専門性を高めながら、地域の患者様に関われる働き方をしたい。」
とか
「大学病院では急性期について学んだので、大学病院を受診する前の患者様の状態や、大学病院を退院した後の患者様がどのように通院、治療しているのか知りたい。地域に根ざした看護がしたい。」
など自分が今後どんな看護がしたいかまでを明確に考えてみるといいかと思います。
【退職理由】と【退職します】ははっきり伝える
【なぜ退職したいか】と
【退職してからのビジョン】の2点を考えたら
退職の意向を上司に伝えましょう。
退職理由については、上記2点を考えたら
すんなり伝える事が出来るかと思います。
特に伝えるのは
【退職してからのビジョン】です。
「私は今後こんな看護がしたい。勉強がしたいんだ。だから今の病院では叶える事が出来ない。」
と伝える事が大切です。
また、退職の意向を伝える時は
「退職したい。」
ではなく
「○月○日に退職します。」
ときっぱり断言しましょう。
そこに「私は辞めます」と言う強い意志を標示して下さい。
それでも、色々言ってくる上司であれば
「私の夢を応援してください。」
「私、チャレンジしてみたいんです。」
とこれからの目標に向かって頑張りたいという気持ちをぶつけてみて下さい。
それでも、色々言う上司がいるとしたら...
そんな職場即刻辞めた方がいいですね!!笑
部下の夢を応援しない上司なんて
いい上司じゃないですから。
少々揉めてもいいから、すぐにでも辞めたい人は
別の項目で述べてますので参考にしてください。
半年以上前に退職の意向を示すとすんなりいくことが多い
民法627条1項には退職についてこのように書いています。
第627条1.当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
Wikibooksより引用
なんだか難しい言葉で言っていますが
雇用の期間を定めなかった雇用契約というのは、一般的な【正社員】のことを指します。
そして正社員の場合、労働者は原則として
「2週間前」に退職の意思を伝えたら、退職することが認められていますよということが民法に書いてあるのです。
まずはそのような法があることを知っていてください。
その上で、職場の就業規則を調べてみましょう。
就職するうえで就業規則というのは必ずあります。
場合によっては、「就業規則に退職は1か月前に言うこと」とか記載している場合もあります。
少しでも円満に退職したい方はまずは、
職場の就業規則に沿って退職の意向を伝えたほうが良いかと思います。
例えばもし
「きっちり3年で辞めたい」
とか
「冬のボーナス貰ってから辞めたい。」
とある程度の区切りをもって辞めたいと考えているとします。
そう思っている場合は、辞めたい月日から逆算して半年前もしくは1年前に私は言うようにしています。
私の言い方はこうです。
「〇〇という理由で〇月〇日をもって退職します。なぜ、半年も前に言ったかというと
その半年間で今入っている係りや委員会の仕事を責任をもって引き継ぎたいと考えているからです。
また私が辞めることでスタッフの人数が足りなくなると思うので、
前もって事前に伝えることで求人募集をして頂けるか思いまして...」
と伝えています。
要約すると私の言い分は
「仕事辞めるわ。
でも辞めるまでの半年間は責任もって引継ぎするよ。
半年もあれば求人募集して入職者確保できるでしょ?
私は辞めた後の病院のこともちゃんと考えてるよ。
だからすんなり辞めさせてくれや。」
とこんな感じです。笑
つまり、
【私は病院のことをきちんと考えてます。
考えた上で半年も前に退職を伝えました。だから、すんなり辞めさせてください。】
と伝えているんです。
とってもめんどくさいですけどね。笑
でもこのように伝えると
「前もって伝えてくれてありがとう。」
と言われたことがあります。
退職を伝えたのにありがとうなんて...。
物は良いようですよね。
なのですぐに辞めたいと思っている人以外は、かなり前から退職の意向を伝えておくのは手かと思います。
どうしても辞めさせてくれない、脅してくる場合
ちなみにすぐにでも辞めたい方で、
2週間前に退職の意向を伝えてもなかなか辞めさせてくれない場合の話をします。
まず「人が足りないから辞めさせることはできない。」
とか言われても気にすることはありません。
私たちは民法により「退職の自由」が定められており、
退職がどんな理由であっても私たちが退職したいと申し出たら拒否する権限は職場にはありません。
なので退職の自由が民法で定められていると伝えてもいいと思います。
ただこれを伝えるとかなり陰口はたたかれるし、残りの働いている期間が肩身の狭い思いをすると思います...。
でも職場を辞めたら二度と今の職場の人とは会うことはないと思うし、
辞めたら自由になるって割り切ったら耐えられます。
人生のうちのたったの少しの時間ですから、辛いのは今だけです。
それでも辞めさせてくれない、上司が脅してくる場合は
「では労働局(総合労働相談コーナー)に今の現状を相談しに行きますね。」
と逆に脅し返してもいいかと思います。笑
ちなみに
総合労働相談コーナーとは
総合労働相談コーナーでは
解雇、雇止め、配置転換、賃金の引下げ、募集・採用、いじめ・嫌がらせ、パワハラなどのあらゆる分野の労働問題を対象としています。
性的指向・性自認に関連する労働問題も対象としています。
労働者、事業主どちらからの相談でもお受けします。
学生、就活生からの相談もお受けします。
専門の相談員が面談もしくは電話で対応致します。
予約不要、ご利用は無料です。
相談者の方のプライバシーの保護に配慮した相談対応を行います。
「個別労働関係紛争の解決の促進に関する法律」に基づき、労働相談をお受けするほか、「助言・指導」や「あっせん」をご案内しています。
労働基準法等の法律に違反の疑いがある場合は、行政指導等の権限を持つ担当部署に取り次ぐことになります。
ご希望の場合は、裁判所、地方公共団体(都道府県労働委員会など)、法テラスなどの他の紛争解決機関[PDF形式:1,037KB]を情報提供致します。
厚生労働省ホームページより引用
という感じで各都道府県にあるようなので実際相談にも行けるようですよ。
ただ、労働局に現状を話しますと言われたらさすがに辞めさせてくれるとは思いますけどね。
嫌な辞め方にはなってしまうとは思いますが、
辞めたいのにどうしても辞めさせてくれない場合は最後の手段として伝えてみてください。
以上すんなり退職するための3つのポイントをまとめると
・なぜ退職したいかと退職してからのビジョンは考えておく
・【退職理由】と【退職します】ははっきり伝える
・半年以上前に退職の意向を示すとすんなりいくことが多い
となります。
ぜひ参考にして、すんなり退職できることを願っています。
では、では~。
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