こんにちは。
saori(saori@ふらっとナース×福岡 (@ns_saori_) | Twitter)です。
何を隠そう私は人見知りで
最近はだいぶマシになりましたが、看護師になったばかりの頃は人見知りが激しかったです。
先輩にも「よく看護師なろうと思ったよね。」と言われるくらい。
そんな私ですが看護師として10年以上のキャリアがあります。
今回は、人見知り・コミュ障でも看護師ができる5つのコミュニケーション方法についてお伝えしたいと思います。
聞き役に徹する
話すのが苦手なら聞き役に徹する。
それも看護で【傾聴】することはとても大切なことです。
患者様の話を傾聴していくことで
「〇〇さんはいつも話を聞いてくれる。」
と信頼感も増すと思います。
私も「話せてすっきりした。治療頑張ってみるわ。」
と患者様に言われてやりがいを感じたことがあります。
自分から無理して話すのではなく
まずは患者様の話を聞く側に徹してみましょう。
（とはいえずっと話を聞いていると業務が回らなくなるので
程よく話を終わらせる技術も必要かも…。）
あらかじめ質問、言葉を考えておく
聞き役に徹するとはいえ
患者様自身が話してくれないと聞き役にはなれませんよね？
そのため、あらかじめ質問を考えておくのも手かと思います。
私がやっていたのは
患者様の症状を聞くのももちろんですが
治療内容などで不安なことがないかや、
自分が深く関わらない部分（検査中やリハビリ中など）はどうか
他にもご家族のこと、退院後のことなどをさりげなく聞くなどしていました。
話すことがあまり好きじゃ無い患者様もいるので
そこは様子見ながらしていました。
なかなか難しいとは思いますが
その場でなにも言葉が出てこない方は
あらかじめ話す内容をを考えておくのも手かと思います。
目についたものを言葉に出す
なんにも言葉が出てこないといは
目に付いたものをとりあえず言葉に出していました。
例えば、患者様の床頭台にある写真をみて
「かわいいですね。お孫さんですか？」
と聞いてみたり、マンガを見つけて
「この漫画好きなんですか？」
と聞いてみたり。
聞いたあとは聞き役に徹する
ということをやっていました。
これは先輩看護師にも
「そのボールペンかわいいですね。」
ととりあえず目に付くことを声に出したりしていました。
こんな治療に関係ないことを話すことに意味はあるのかと思われるかもしれませんが
このちょっとした会話から信頼関係が生まれることもあります。
ちょっとした気づきを口に出すことで
「この子はよく気が付くな。気にかけてくれてるのか。」
なんて思うらしく
「saoriさんは、ちょっとしたことによく気が付くよね。」
と患者さんから言われたこともあります。
ただ目に付くものを言葉にするだけなので
私はよくそのワザを使ってました。
労いの言葉をかける
これは
「検査お疲れさまでした。」
「手術頑張りましたね。」
と一言患者様を労わる言葉をかけるということです。
これは一緒に働くスタッフ対しても
「夜勤大変でしたね。お疲れさまでした。」
「看護研究頑張ってましたね。発表素晴らしかったです。」
と声をかけることもしていました。
たった一言なんだけど
この一言がもらえるだけで自分が頑張ってきたことを
見てくれている、応援してくれている人がいる
と私なら思います。
労いの言葉をかけられてイヤな人はいないと思うので
一言声掛けはしてみましょう。
相手から声をかけてもらうようにする
これは自分から話にはいけないので
相手から声かけてもらえるように、先に声を掛けておくというものです。
分かりずらいですよね(^▽^;)
例えば、患者様に
「治療で分からないことがあればいつでも聞いてください。」
と声掛けしておくとか
スタッフに
「ケアで人数必要な時は言って下さい。」
「分からないことがあったらなんでも聞いて。」
と声掛けをしておくと言うものです。
これは相手に話を強制してはないし
でも「気にかけてもらえてるなぁ」とは感じます。
なので相手も声を掛けやすいと思います。
まずは、こちらから一言声掛けしてみましょう。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊
この５つを実践してみると
いつの間にか人見知りではなくなると思います。
いきなり全ての人に行うのは難しいと思うので
まずは患者さんの話を聞くことから
やってみてはいかがでしょうか？
参考になれば嬉しいです。
では('ω')ノ
