saoriの読書感想文

【女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと】の5つの言葉で人生救われたので紹介!

先日、なんとなく表装に惹かれて購入した本を読んだら

私の中のモヤモヤが少し解決されたので紹介させてください。

 

その本は、西原理恵子さんの【女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと】という本です。

作者の西原理恵子さんは【毎日かあさん】というマンガで有名ですよね。

私的には、高須クリニックの高須先生の彼女というイメージが強いです(;'∀')

 

この本の内容を、ざっくり説明すると

西原理恵子さんが自分の娘さん(反抗期中)に

女の子として生きていくうえで、ここだけは注意して生きてほしい

ということが書いてあります。

 

また本の中には、西原理恵子さんの壮絶なこれまでの人生(父親の自殺や、元夫のDV)なども書かれていて

これまで西原理恵子さんを

【高須クリニックとラブラブなおばさん。】(←本当に申し訳ない…)

としか思ってなかったので、非常に苦労されている方なんだとびっくりしました。

 

今回は、本を読んで私に突き刺さった5つの言葉をもとに

なぜ突き刺さったのか

その言葉を聞いてどう思ったか、今後どうしていきたいか

を書いていきたいと思います。

 

結婚したからって、そこがゴールじゃない

結婚したからって、そこがゴールじゃない。

どんなに立派な人だって、壊れてしまうことがある。

つぶれない会社、病気にならない夫はこの世に存在しません。

そうなってから「やだ。私、何にも悪くないのに」じゃ、通らない。

西原 理恵子【女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと】より引用

 

若くで結婚し、専業主婦になる。

昔はそれが当たり前の時代があったし、それでも生きていけたのは事実ですよね。

 

でも、今はそうじゃない。

旦那さんが大手企業に入ったから安泰だなんて考えは通用しません。

私がそれを強く感じたのは、今も解決してない【新型ウイルス コロナ】でです。

今回のコロナで、倒産した会社もあるし

いきなりクビとなった社員もいます。

リモートワークになったことで、機械音痴なおじさんたちが明るみになり

今後そういう方は、いつきられてもおかしくないですよね。

 

私は看護師ですが、医療業界だって

ディサービスや、美容クリニックは休業しているところもあるし

今回のことで安全でつぶれない会社なんてないって思いました。

 

それに、旦那さんは今元気ピンピンで働いているけど

病気になって働けないとか、病気を防げても不慮の事故とか

あるかもしれません。

 

そんな時に、悲劇のヒロインみたいに

「私って、運がなくてかわいそう。」

じゃ生きていけないです。

 

だからこそ、

今の時代に合うやり方で私は働いていきたい

柔軟に生きていきたい

そう思いました。

 

やりたいことができると、人はどうしてもコンプレックスと向き合うことになる

やりたいことができると、人はどうしたって自分のコンプレックスと向き合うことになる。

道は、あまりにも遠い。

...とにかく何かやらなきゃと思うのに、どうしていいかわからない。

頭の中でなりたい自分と現実の自分を見比べて困ってる。

だけど、こればっかりは手助けなんてしようがない。

自分で、どうにかするしかない。

みんな自分でどうにかしてきた。

西原 理恵子【女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと】より引用

この文章を読んで

「いやまさに今の私やん。」

って思いました(;'∀')

 

昨年末に、病院を辞めたときに始めたブログ。

勉強すれば、するほど全然できない自分に嫌気がさすし、

周りと比べても意味なんてないのは頭でわかってはいるけど、

SNSで自分よりもあとにブログを始めた人が

自分よりもブログデザインが素晴らしく、文章能力に長けているだけで落ち込んでしまう。

 

うん。分かっている。

周りが助けようとしても、

このコンプレックスの沼から這い上がれるのは自分しかいないんだよね。

 

今はこのコンプレックスに向き合うしかないんだよな。

 

そう私を、後ろから押して前に進ませようとしてくれたのがこの文章でした。

 

とりあえず、前に進みたいから

ブログは書いていこう、書いていくうちに沼から脱出できるロープが見つかるかもしれない

今現在もそう思いながらブログは書いています。

 

うちのめされて、人は、初めて自分の立ち位置を知ることができる

うちのめされて、人は、初めて自分の立ち位置を知ることができる。

周りの人と自分がどう違うのかを、客観的に判断できるようになる。

そうして、やっとスタート地点に立てるんだと思う。

西原 理恵子【女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと】より引用

プライド高く仕事にのめりこんでいる時は、

私は客観的に自分を見ることなんてできませんでした。

 

それが、できたのはプライドをズタズタにされて

「自分って何にもないな。」

って思ったときです。

これは、マイナス思考とか、いじけているわけではなくて

ここにきて初めて客観視し

「私、たくさんの人に助けてもらっていたんだ。」

「今までこうして働けてたことも自分一人のチカラではない。」

と気付けることができたのです。

 

この文章を読んで、過去の自分を思い出し、改めて周りの環境に感謝しつつ

今後自分の進むべき道を、一歩立ち止まり考えることができました。

 

結婚か、仕事だったら、どっちも取ってください

結婚か、仕事かだったら、どっちも取ってください。

今はまだまだむずかしい社会だけど、どっちか諦めなきゃいけないなんて、おかしい。

子育てか、仕事かでも、どっちもとりましょうよ。

そしたら、どんなとこに就職するか、どんな夫がいいか見えてくる。

西原 理恵子【女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと】より引用

この文章を読んで

私のモヤモヤはかなり晴れ思わずツイートしてしまいました。笑

 

そう、私は車の助手席に乗ることに違和感がありました。

車の助手席は居心地が良くて、楽だと思います。

(世の中の専業主婦や扶養内で働く方が、楽というわけではありません。

専業主婦も立派な仕事です。

あくまで私の場合は、子供もいなく、主婦業もほぼ出来ていないのに

週1,2回のバイトで働けばいいんじゃない?と言われたので(^▽^;))

 

でも、自分で道を走っている感覚が私には欲しかった。

それは、家事も育児も仕事もすべて私が抱えるということではなくて

ちょっとずる休みしつつも、他人のチカラも借りつつも

旦那さんと一緒に走っていきたいということ。

 

さっきも話したように

いつ旦那さんがこけて仕事がなくなるかなんて分からない。

そんな時に、旦那さんに

「どうにか私を食べさせていってよ。」

というのではなく

「しばらくは私が食べさせたるよ。」

持ちつ持たれずみたいな関係性でいけたらいいなと改めて思いました。

 

うまくいかないことがあったっていい、でも、それでくさらない女性であってほしい

人って、失敗からもたくさん学べるから。

どんどん失敗してください。

うまくいかないことがあったっていい、でも、それでくさらない女性であってほしい。

そう願っています。

西原 理恵子【女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと】より引用

新しいこと、自分がやりたいこと

一歩踏み出す時に勇気がいる。

その勇気って年々いるような気がする。

それは私が失敗を恐れているからかもしれません。

 

そんな私に、

失敗なんていくらでもすればいいじゃん。

でもその失敗にイチイチ拗ねてないで

また次頑張ろうよ。」

そう私に西原理恵子さんが優しく語りかけてくれたような文章でした。

 

よし。これからも私はしたいことには挑戦していくぞ!!

拗ねないで笑い飛ばして次にいこう!!

と勇気をもらいました。

 

 

まとめ

最後はこの文章でこの本は終わりです。

現在の私に、突き刺さった言葉は今回紹介したこの5つでしたが

子供がいたらまた親目線で突き刺さる言葉は違うだろうし

夫婦関係で悩んでいたら、また違う言葉でこの本に救われたと思います。

それくらいこの本は、全女子が何かしら勇気をもらえるような、頑張ろうと思えるような本でした。

ぜひ、女性は手に取ってほしいです。

では('ω')ノ

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと / 西原理恵子 サイバラリエコ 【本】

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