【saoriの読書感想文】彼女の家計簿　原田ひ香

こんにちは。saoriです。

今回はオーディブルで読んだ本を紹介します。

彼女の家計簿　原田ひ香著

 

私が好きな原田ひ香さんの小説です。

（↓過去に紹介した原田ひ香さんの本はこちらから↓）

【saoriの読書感想文】三千円の使い方　原田ひ香

 

ちなみにオーディブルは

1か月無料な事が多いので

まだ登録したことない方はぜひ試してみてください。

 

私もいつも無料期間中だけ登録し

その間に本を読みまくってます。

 

イヤホンで耳読するだけなので

読書不得意な方もおススメですよ＼(^o^)／

 

小説だけでなく、

ビジネス書とか自己啓発系とか

いろんな本が無料で読めます。

 

そんなわけで今回読んだ小説のご紹介したいと思います。

 

 

 

血が繋がっている家族とはいえ

家族の心までわからないものですよね。

 

私でいうと祖母。

祖母はまるで小説に出てくる主人公の母親のように

全く分かり合えない部分がある人です。

 

周りからの評価や賞賛が全てな人間。

 

「親が立派な友達と付き合いなさい。」

「有名な職場に勤めなさい。」

「みっともない。近所の子はみんな立派なのに。」

小さい時から言われた言葉。

…私自身を見てないないような言葉の数々。

 

だから私も昔から、

主人公のように祖母とは距離をとっています。

 

そんな祖母も戦争体験者。

また、若くして夫を事故で亡くして　

そこから女で一つで子供を育てたひと。

 

今の時代からは考えられないような

ひもじい思いや、過酷な事があったのだと思います。

だからこそ

他人からの目が気になり、

それが全てと思うようになったのでしょう。

 

全く私への愛情がないわけでなく

むしろ愛を持ってるからこそ

そうやって接したとは思います。

 

それでも私はそれが嫌だし

いまだに祖母のことがわからないです。

 

そんな辛い想いをして生きてきたなら

なぜ私にもそれを強いるんだろうと。

 

祖母の胸中は分かりませんが

祖母には祖母のきっと孫への思いがあるんでしょうね。

 

ちなみに祖母も昔から家計簿をつけていました。

捨ててしまってるのか、

どこかにとってあるのか分かりませんが

いつか読みたいなと思っています。

 

きっと生きている間は読ませてはくれないので、

祖母が亡くなったら探そうかな。

 

そして私。

私は家計簿も日記もつけています。

 

私は子供がいないので

未来、私が亡くなった後

もし家計簿や日記を見られるとしたら、

見るのは旦那さんかなと思います。

 

いつもその日の出来事ばっかり書いていたので

「あの時の旦那さんの態度めちゃくちゃ腹立つ」

とか

「こーゆー女心分かって欲しい」

とかもっと感情むき出しで書いてやろうかな。笑

 

ほんでもって

この小説を読んで

人の日記読むの面白いなと思いました。

 

世の中には

日記が本となっているものってありますよね。

 

初めて読んだ日記本は小学生の時に読んだ

【アンネの日記】だったような。

 

最近読んだ【かなわない】って日記本も面白かったです。

 

 

私も…

ブログに日記載せようかな…。

 

需要ないとは思いますが

人の胸のうちって

なかなか知る事ないですもんね。

 

 

そういうふうに感じさせてくれた

面白い小説でした。(いきなりまとめるやつ)

 

原田ひ香さんの小説やっぱり好きだなー。

 

 

興味ある方はぜひ読んでみてください、