看護学生

【看護学生の悩み】きつい・辛い病院実習をうまく乗り切る3つのコツを紹介します!!

 

 

こんにちは。

今回は、看護学生さん向けに実習をうまく乗り切るコツを紹介します。

コツというか最低限ここだけ注意しておけば大丈夫だと思う点です。



実際私も学生時代は怖い看護師さんにびくびくおびえながら毎日を過ごしていました。

毎日実習に行くのも嫌で仕方なかったです。

 

だから学生さんの気持ちよく分かります。

そんな私ですが、前に勤めていた病院では実習指導者として活躍していました。

ですから今回は元・実習指導者の私から

今の学生さんたちに求めることをお話ししたいなと思います。

 

 

その前に私が学生さんに実習で学んでほしいことをお伝えします。

「病院ってこんな感じなんだ~。

患者さんを受け持つってこういうことなんだ~。

患者さんってこういう気持ちで病気と向き合っているんだ~。」

ここが分かればいいです。本当に。

 

実習目標とか細かくあるけど、私はそんなことは求めてません。

清拭や食事介助が完璧にできるとか、質問した内容に答えられるとか、アセスメントがきっちりできるとか...。

正直どうでもいいです。笑

 

私は、勉強やケアなんて学生さんはできなくて当たり前だと思っています。

そんなの就職したら、その病院、病棟でケアのやり方や勉強する内容も全然違うと思います。

だから就職してから勉強すればいいです。

 

アセスメントも考えることは大切かと思いますが、そんな完璧を目指さなくていいです。

私が学生さんに求めるのは

・病院で働くことのイメージができる

・患者さんを受け持つイメージができる

・患者さんの気持ちが少しでも分かればさらによし

これですね。

だから記録をたくさんするよりも、

患者さんと少しでも多く関わって患者さんの声を感じ取ってほしいなと思います(*'ω'*)

 

では、3つのコツを紹介します。

1.挨拶はしよう!

まずはこれが一番大切です。これは基本です。

「おはようございます。」「こんにちは。」と挨拶をしましょう。

 

まずは患者さんに、そして働くスタッフに。

たまに看護師の中でも無視する看護師もいるようですが、

そんな人は私生活が上手くいってないんだなと心の中で思いましょう。笑

たとえ無視されても挨拶しましょう。

無視する看護師は挨拶しないと余計嫌味っぽく影口を叩いてきます。←ほんとイヤよね…

 

挨拶されて嫌な人はいないと思います。

受け持ち患者さん以外でも挨拶する場面があれば挨拶をしましょう。

「学生さん頑張っているなぁ。」といい印象でとらえられると思います。

 

ただし挨拶をするタイミングは空気を読んでください

朝の申し送り中、カンファレンス中、

患者さんが面会中に中にいきなり入ってきて「おはようございます!」と言われると挨拶も逆効果なので(-"-)

(つまりは人が話している時は、少し待ってから挨拶したらいいだけです。)

ものすごく大きな声での挨拶も場合によっては逆効果だし、

小さい声過ぎると聞こえないので、相手に視線を合わせ聞こえる声の大きさで挨拶と軽く会釈はしましょう。

ホウレンソウは忘れずに

報告・連絡・相談は必ずしましょう

まずは朝に行動計画を発表して「これからバイタルサイン測定を行います。」と患者さんの元にいく学生さん。

その後、何も報告もないまま時間は過ぎ去り...。

心配になって聞くと「リハビリの時間になったので一緒についていきました。」と報告される。

 

看護師は「まずはリハビリに行ける状態かバイタルサイン測定の結果を報告してもらいたかったなぁ~。」と思うわけです。

確かに、看護師は捕まえずらいです。

報告したくてもナースステーションにはまずいないし、

見つけてもケアをしている状況で話しかけられないと思うこともあるかと思います。

そんな時はどの看護師でもいいので一声かけましょう。

 

「10時から〇〇様のリハビリが始まるので、バイタルサイン測定の報告をしたいのですが、

担当の〇〇看護師がケア中なので報告してもよろしいでしょうか?」

など声をかけるといいと思います。

 

もし「私も忙しいから後にして。」と厳しく言われても

他の看護師に一言声かけているので、後で報告する際に

「〇〇看護師がケア中だったため、△△看護師にリハビリに行く前に声かけたのですが...」と伝えればいいかと思います。

 

また患者さんから様々なことを言われることもあると思います。

それは気持ちの面であったり、身体のことだったりします。

私たち看護師には言わないのに、学生さんには心を開いてくれる患者さんもいます。

はたまた、学生さんだからこそ自分の気持ちを強くぶつけてしまう患者さんもいます。

 

その様なことを言われた場合も、連絡と相談をしてください。

気持ちの面だったら今後のケアや看護に生かせるかもしれないし、

身体面であったら場合によっては早急に対処が必要な場合かもしれません。

そのため、患者さんから言われたことも必ず看護師に伝えましょう。

最低限の常識は守ろう

まずは【身だしなみ】からです

人は見た目が9割という本があるように、見た目の印象って大事です。

 

清潔感があるか、学生らしい化粧かなど看護師だけでなく患者さんも見ています。

もちろん中身も大切ですが、第一印象のイメージって結構残ります。

そこからコミュニケーションが生まれるのでまずは身だしなみはきちんとしましょう。

 

そして【敬語】を話すことですね。

患児と話すときは敬語でなくてもいいと思いますが、それ以外は敬語を使いましょう。

あとは【遅刻】をしないとか【忘れものをしない】とか最低限のことは守りましょう。

まとめ

以上の3つを確実に行えば、看護師に目を付けられるなんてことはまずないとは思うのですが...(;'∀')

世の中嫌な看護師もいるのは事実です。

 

そんな看護師がいたら「自分は絶対そうはならないぞ。」と反面教師として学んでください。笑

そして最後に「実習ができる環境に感謝しましょう。」

 

今、実習に行けているのは学校が病院にお願いしてくれて、

実習担当の看護師が患者さんにお願いしてくれて、そして患者さんが学生さんのためにと了承してくれたからです。

あなたの実習が成功するように、たくさんの人が動いているのですよ。

 

なにより患者さん。

本当はベテランの看護師に清拭をしてもらったほうが、気持ちいいし、たくさん観察して気付いてくれるのに

それをあなたの未来のためにと身体を貸してくれてるのです。

冷たくなったタオルで体を拭かれても「ありがとう。」って言ってくれる。

本当はこっちがありがとうって伝えるべきですよね( ;∀;)

 

私も看護師になって、自分の恵まれた環境に気づくことができました。

皆さんもまずは実習できる環境に感謝して、実習を乗り越えてください。

それでは。

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